ペット火葬にかかる時間は、そのペットの大きさでもかなり変わってきます。
たとえば、ハムスターなどの小動物の場合は30分前後となっていますが、大型犬の場合は大体1時間半から2時間程度はかかります。
また、ペットの体格でもかなり変わり、痩せている場合に比べると、太っている方が体脂肪がついていることで火葬時間が短くなる傾向です。
通常、人間の火葬をする際は待合室で待つことができるようになっていますが、ペット火葬に関してはその施設によって有無が変わってきます。
待合室での過ごし方については、ルールが何か決まっているというわけではありません。
したがって、各々好きなように過ごしていても、基本的には問題はないといえます。
施設によってはお茶などを飲んだりして過ごすこともできますが、もちろん、ペットのことを追想する時間に利用することも可能です。
火葬が終了すると骨上げがあるので、そのことも意識して過ごすようにします。
ペットの葬式のやり方についてお教えしましょう。
ペットの葬儀でも基本的には人間と同じ考えです。
ゆっくりと時間をかけて、天国に召されていったペットとお別れすることが一番大切です。
そしてそのハイライトがペットの火葬ではないでしょうか。
こちらも人間と同じように、動物病院などが用意する焼却場で、しめやかに心を込めて火葬をします。
ペットの葬儀のやり方は人間の葬式に準じますから、一番大切なのは仏教の宗派です。
一番多いのは浄土真宗です。
分からない場合には浄土真宗のご焼香のやり方に準じるのが良いことであると考えられます。
動物病院などのペット火葬設備があるところで、天国に召されていったペットの火葬をしなければなりません。
飼い主側が希望するのであれば、人間の葬儀では省略することができないご焼香も、ペットの葬儀では許されるということです。
ペット火葬後の、お清めのお塩についても全く同じことが言えます。
ペットの飼い主側がそれを省略したければ、お清めのお塩を省略することができます。
ですがペットを心から愛していれば、人間と同じように、お清めの塩の儀式も、きちんとやってあげるのが良いことです。